夢占い無料診断辞典! > 夢占いについて

夢占いとは

夢占いとは、夢の内容に見えない世界や無意識領域からの意味のある
メッセージが隠されている、ということを前提に、夢に出てきたものや
状況を元に、心理状態や近い未来に起こる出来事などを判断すること。

心理学的な立場からは、夢占いではなく夢判断と呼ばれることもあります。

夢占いの注意点
夢とは
夢のメカニズム
夢の知覚
夢の分析と予知夢
明晰夢とは

夢占いの注意点

夢占いでは、夢の中に登場した印象的なものをシンボルとして
夢を解釈しています。

解釈には、シンボルに対する一般的な知見や過去の経験則が用いられます。

ただし、夢を見た人がそのシンボルに対して一般の感覚とは異なる
特殊な印象を抱いている場合は、一般的な解釈と異なる解釈が必要に
なる場合があります。

例えば、犬の夢は友情を暗示していますが、夢を見た人が犬に怖いという
印象を持っている場合は、狼と解釈した方が適している場合もあります。

また、夢が物語のようになっていたり、夢を見ている時の状況を
表していたり(トイレに行きたいときにトイレに行く夢を見るなど)する場合に
登場するシンボルは、夢占いの対象ではないと考えられています。

夢とは

とは、睡眠中に起こる知覚現象を通して、現実ではない
仮想的な体験を体感する現象。

夢のメカニズム

夢のメカニズムは、不明確な部分が多く、研究対象となっていますが、
夢を見る理由については現在のところ不明とされています。

夢を見るのは、浅い眠りのレム睡眠中とされていて、深い眠りのノンレム
睡眠中は見ないと考えられています。

夢の存在意義を定めようとする説はいろいろとありますが、

1.無意味な情報を捨て去る際に知覚される現象

2.必要な情報を忘れないようにする活動の際に知覚される現象

の二つの説が有力です。

夢の知覚

夢の知覚は、人によってさまざまであり、同一の人物でも知覚する
現象は千差万別です。

ただし、睡眠時の肉体が感じている外的な知覚が夢に影響する事が
知られています。

例えば、寝ている人の顔に短時間、ハンカチを被せたところ、
夢の中で顔に何かものを押し付けられた、という報告が複数あります。

夢の知覚には、性別や年齢によって傾向があるといわれています。
例えば、男性より女性の方が色が付いた夢を見やすい、という
ことがあります。

また、視覚だけではなく、聴覚・触覚・味覚・嗅覚においても
何らかの刺激を感じるといった報告もあります。

しかしながら、痛覚については、ほとんどの事例で感じないと
されています。

このように、感覚においても、人によってもさまざまであり、
同一の人物でも時には感じないこともあります。


夢自体は、白黒映像として視覚のみ投射されていますが、それを知覚、
認識する脳がこれまでの経験における適切な情報を付加していると
されています。

これは、脳にはその所有者に対して都合の良いように処理をする性質に
よるものであり、覚醒時でも、とても色に敏感な人が白黒映画を
見た際にも、あるはずのない色を感じるのと同様な情報操作が
睡眠時に行われている、と考えられます。


夢には、時間軸が存在せず主観時間でのみ知覚しているとも
考えられています。

これは、目が醒めた時点で記憶されている夢の多くは、覚醒前
20分以内に見たものとされていますが、夢の中では実際の睡眠時間よりも
長い、数時間〜数日に感じたというケースが多いことが挙げられます。

夢の分析と予知夢

心理学では、夢を分析することで対象者の心理を知る、夢判断という
研究分野があります。

夢で未来を占う夢占いでは、夢は見た者の将来に対する希望・願望や、
これから起こり得る危機を知らせるもの、と考えられています。

また、夢の中で起きた現象がそのまま実現するものを予知夢と呼び、
可能性がある夢を詳細に検討する場合もあります。

夢の分析については、ジークムント・フロイトの研究が有名であり、
夢の中の物事を何かを象徴するものとして位置づけています。

ただし、フロイトが述べた事例は、現在、夢占い夢判断に使用されて
いるものとは異なっています。

明晰夢とは

夢を見ているときは、自分で夢を見ていると自覚できない場合が多く、
覚醒するまでは夢であることが分かりません。

反対に、夢の中でも自覚している現象を明晰夢と呼び、その場合は、
夢の内容をコントロールすることが可能になることがあります。

自分が思うままに夢が変化することが多いため、現実ではありませんが、
夢の中で願望を叶える事ができるとされています。
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